イギリス英語を映画で楽しもう!007カジノロワイヤルはスリル満点!
イギリス英語を映画を観ながら楽しく学びたい!そう考えているあなたにおすすめな映画があります。それは…
「007カジノロワイヤル」(2006年)です!
英語は「007 Casino Royale」。
なぜ、この映画でイギリス英語を楽しめるのかというと、主人公のジェームズ・ボンドがイギリスの秘密情報部(MI6)の情報部員でイギリス英語を話し、上司Mもイギリス英語を話すなど、ストーリーのベースはイギリスロンドンの情報部を基点に作られている作品だからです。
もちろん、イギリスロンドンのMI6の情報部内部のシーンだけでなく、007の活動範囲は世界中のため、舞台は、マダガスカル、バハマ、モンテカルロ、ヴェネツィアと広範囲にわたっています。
この記事では、この映画のあらすじ、キャスト、私が観た感想についてご紹介しますので、イギリス英語を学びつつこの映画についての情報を知りたい方はぜひ参考にしてください。
映画007カジノロワイヤルのあらすじ

マダガスカルで爆弾密造人の監視をしていたところ、その男が大使館に逃げ込み、その男の携帯電話にのこされたメッセージを手掛かりに、ボンドはバハマに向かう。
そこで、武器商人ディミトリオスとその妻ソランジュと接触し、マイアミ国際空港での爆破計画を知り、その計画に絡んでいるのが、世界中のテロリストの資金運用をしているル・シッフルという情報を得る。
投機に失敗しポーカーで返済資金を稼ごうとするル・シッフルと勝負するため、モンテネグロにある「カジノ・ロワイヤル」にて開催されるポーカーゲームにボンドも参加。
ボンドは、国家予算である掛け金1,500万ドルを使ってテロ資金稼ぎを阻止するよう命じられ、モンテネグロに向かう途中の列車内で監視役として財務省から送り込まれた女性ヴェスパー・リンドと出会う。
映画007カジノロワイヤルのキャスト
それでは、キャストをご紹介します。
ジェームズ・ボンド役
ダニエル・クレイグ
・イングランド生まれ
・6代目ジェームズボンド役に抜擢
・5作品に出演。5作品目の007ノータイムトゥダイは2021年に公開予定
財務省の監視役ヴェスパー・リンド役
エヴァ・グリーン
・フランス生まれ。
・イギリスやアイルランドで幼少期を過ごす
・イギリス英語が堪能。女優兼モデル
M役
ジュディ・デンチ
・イングランド・ヨークシャー州生まれの女優
・英国のテレビドラマ・映画に多数出演
・007シリーズで1995年から2012年まで17年にわたってMを演じる
オーシャンクラブの受付嬢役
クリスティーナ・コール
・イングランド出身の女優
上記がイギリス英語を話す出演者です。
この出演者の話す英語を聴きイギリス英語学習にお役だてください。
シャーロックホームズの作品のように長文の推理を早口で話すようなセリフはなく、007での映画ではみんなセリフを短くゆっくり話すシーンがほとんどです。そのため、英語学習にも向いています。
また、イギリスだけでなく、アメリカ・フランス・イタリアなど世界中から個性豊かで演技もすばらしい俳優が出演しているカジノロワイヤルです。
中でも圧倒的な存在感があるのが、ル・シッフル役の俳優。
ル・シッフル役
マッツ・ミケルセン
・デンマーク・コペンハーゲン出身の俳優
・2022年公開予定のファンタスティック・ビーストのグリンデルバルド役に決定(恐ろしいオーラを放つ俳優ジャンルでこのマッツ・ミケルセンの右にでる者はいないため適役すぎ)
また、俳優ではありませんが、製作協力を行った航空会社のトップの方が映画に出演しているのを見つけましたので、念のためご紹介します。
リチャード・ブランソン役
サー・リチャード・ブランソン本人
・ヴァージンアトランティック航空を傘下にもつヴァージングループの会長
・007カジノロワイヤルのマイアミ国際空港のシーンで一瞬映る。さりげなくてわかる人にしか分からないほどふつうの旅客ぽいところが面白い。ネタバレになってしまうので避けますが、マイアミ国際空港のはじめのほうのシーンに一瞬出演されています。セリフはありません。ウォーリーを探せ的な感じで探してみてください。
映画007カジノロワイヤルの感想
このカジノロワイヤルはスリリングで、ジェットコースターのように終始ハラハラドキドキする作品でした。
とにかく常に緊張感MAX1000%以上。真冬なのに暖房を入れ忘れて視聴していても寒さを感じないほど、緊張しっぱなしでした。常に緊張しているため体が芯から熱くなって自発型発電暖房体になるほど。
とにかくアクションスパイ映画らしく、アクションがとにかく激しい。これでもかといわんばかりの、絶体絶命の瞬間が何度もボンドに襲う。
例えば、冒頭のマダガスカルでの地上40メートル以上のクレーンからクレーンへのジャンプだったり、どれだけ相手が逃げても逃げても決してあきらめず驚異的な足の速さで追いつくボンド。素手での戦いでも武器を使ってもとにかく強くタフなボンドが描かれていました。
モンテネグロでのポーカーのシーンは、アクションではないものの手に汗にぎる緊張感があり、面白かったです。ポーカーの休憩時間にも思わぬ死闘を繰り広げるヒヤヒヤするアクションシーンがあり、気を抜く時間が全くない映画でした。
終盤に向けて、味方だと思っていた人に裏切られ、さらにおいうちをかけるようにまた裏切られ…でも最後にどんでん返しで、その裏切りは実は…という結末には涙がでるような展開でした。
あのときのあの人が!
あのときのあの言葉が!ここに繋がっているのかという点と点がつながる場面も多いため、はじめから最後まで目が離せないのも作品の面白いところ。
以前見たときはアクションシーンが激しくて目や耳を覆ってしまって内容をきちんと理解できていなかったのですが、今回改めてどのシーンも逃さず見ることでよりストーリーや登場人物を正確に理解できました。ぜひ見る人は1秒も見逃さず視聴していただきたいです!1秒も見逃さないことがこの映画のストーリーや良さを理解するために重要なポイントと言えます。
ボンドガールのエヴァ・グリーンのドレス姿が綺麗で、くびれがとても細くて、女性はくびれ作りやダイエットに励むモチベーションアップにつながると思いました。男性はダニエル・クレイグの肉体を見て筋トレに励みたくなるのではと思いました。
どんな体型もすてきですが、この作品では、女性が憧れるが作り上げることが難しい細いくびれ体型をボンドガールが体現し、長期間トレーニングしないと手にすることができない男性が憧れるタフで強靭な体型をボンドが体現している部分も、この映画のファンを魅了するポイントのように感じました。
この映画では、全体的に登場人物はほぼ、怖い人or怪しい人がほとんどで、ずっと緊張感のある作品。だからこそ、アクションスパイ映画らしいスリリングなシーンでストーリーが進んでいきます。アクションスパイ映画が好きな方やイギリス英語を映画で楽しみながら聴きたい方はぜひ「007カジノロワイヤル」をご視聴ください。
映画007カジノロワイヤルは絶対見るべきアクションスパイ映画!

今回は、イギリス英語を聴くことができる映画「007カジノロワイヤル(007 Casino Royale)」についてご紹介しました。
映画「007カジノロワイヤル(007 Casino Royale)」は、イギリス英語だけでなく、アクションスパイ映画のバイブルとしてもおすすめですので、アクション映画やスパイ映画を観たことがないけどどれを観ればいいか分からないという方に、おすすめの作品です。
2021年春にダニエル・クレイグ版ジェームズボンドの最後の作品となる
「007ノータイムトゥダイ」が公開されます。
その公開前のダニエル・クレイグ版007の過去作品のおさらいとして007カジノロワイヤルを再視聴することで、アクション映画の醍醐味を思い出すことができますので、ぜひおうち時間にご視聴ください。
2021年10月1日公開の最新作「ノータイムトゥダイ」を記念して、
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ちなみに、ロンドンのビッグベンと国会議事堂、国会議事堂の中ちらりというシーンも少しだけありますので、ロンドンが恋しい人にもおすすめな作品です。
映画「007カジノロワイヤル」の次の作品「007慰めの報酬」についてはこちらの記事がおすすめです。