TOEIC800点の壁を1ヶ月で超えた方法は？イギリス英語対策可

TOEICスコア800点の壁を超えるためにすべきことは？

TOEICのスコアが700点台で、TOEICスコア800の壁を超えるのに苦戦しているというあなた。

TOEICは何度か受験しているが700点台になってからスコアが停滞気味で、なかなか800点台を超えられずに、700～780点をうろうろしてしまっているのではないでしょうか。

そこで、今回の記事では700点台で伸び悩んでいた私が1か月間TOEICのスコアアップを目指して取り組んだことや当日したことをお伝えします。

上記が長年700点台で伸び悩んでいてやっとTOEIC835点とれたときのスコアの紙です。
次の章からお伝えする10のことを前日までや当日行うことで700点台で悩んでいた私が835点を取ることができました。

これを読むことでスコアアップがなかなかできずに悩んでいる人が、TOEIC受験前にすべきこととして参考にしていただけます。

現在700点台で悩んでいる方だけでなく、次のTOEICでは1点でも点数を上げたい、もうTOEICの受験料を無駄にしたくない、受験するからには絶対にスコアアップしたいという方はぜひ読み進めてください。

1. TOEICテスト前1ヶ月間はTOEICに出る音声単語を聞く

TOEICテスト前1ヶ月間はTOEICに出る英単語の音声をひたすら聞いていました。

私が聴いていたのはこちら
「キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE 990」です。

990点をめざしていて、835点ですのでえらそうなことは言えませんが、700点台の人にとっては800点の壁は大きいですよね。

また、990を目指すことで800点が通過点になるのではと思い、あえて背伸びをしてキクタン990を聞いていました。

具体的に以下のように起きている間ずっと聴いていました。

朝メイク中
朝ごはん食べている間
朝歯磨きをしている間
朝最寄り駅まで歩いている間
電車に乗っている間
駅から職場まで歩いている間
帰宅時職場から駅まで歩いている間
帰宅時の電車の中
帰宅時最寄り駅から家まで歩いている間
夜ごはんを食べている間
メイクを落としている間
シャワーを浴びている間(スマホをジップロックに入れて)
ドライヤーをかけている間(イヤホンして)
夜歯磨きをしている間

キクタンシリーズは、ひとつの単語を「英語・日本語・英語」という順番で流れるので、英語を聞いた後に日本語を聞くことで意味をすぐ理解できて効率がいいです。

この「キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE 990」は参考書として書店やAmazonでも購入できますが、AmazonのボイスブックであるAudible（オーディブル）をダウンロードして聴くことができます。

Audibleに登録後今なら30日間最初の1冊は無料で聞くことができるので、
このキクタンをダウンロードして、
30日以内退会をすれば実質無料で本一冊分聞くことができます。（2021年2月28日情報）

退会したあともアプリ内にダウンロードした音声は残るので、
永久的に音声を聞くことができて大変お得です。

なんと！
ダウンロードした音声は、オフラインで音声が聴けます。
そのため、スマホのデータ容量が心配な方も安心。
機内モードやモバイルデータ通信がOFFの状態でも全く問題なく音声が聴けます。
(私自身が実際に試してオフラインにして聴いています)

以下、スマホでAudibleを登録したときの手順を載せましたのでぜひこれから登録する人は参考にしてください。

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Eメールアドレスまたは携帯電話番号アカウントの番号とAmazonのパスワードを入力しログインする（通常のAmazonの入力ログイン）

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「キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE 990」を入れて検索

「キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE 990」をクリック

「Audibleコインで購入」をクリック。Audible登録ですでに1コインあるので、1コインを使ってこのキクタンを購入できるということ。

ログインパスワードを聞かれるので入力してログイン

「続行」をクリック
登録しているスマホに送付されたコードを入力し続行をクリック

「Audibleアプリで聴く」をクリック

右上の「入手」をクリック

「開く」をクリック

「OK」をクリック

「サインイン」をクリック

「ライブラリー」から購入した音声を確認し、クリックすると音声が再生される

単語帳は重くてバッグの中でかさばるし、カバーをかけないと電車内で私英語勉強してます感が出て恥ずかしいという人は、このAudibleであればスマホ内で完結するので荷物も増えずに恥ずかしさもなく、涼しい顔をして通勤中や通学中にTOEICの勉強ができます。

本気でTOEICスコアアップを目指す人なら、ランチなど食事中もこの音声を聞くことでより一層スコアアップを目指せるでしょう。音声学習は両手がふさがっているときでも移動中でも、いつでもできるのが最大のメリットです。

TOEICテストまでの1ヶ月間は、TOEICに特化した「キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE 990」を聞くことで、頭と耳をTOEIC特化型にしましょう。

この「キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE 990」は、イギリス英語、アメリカ英語、カナダ英語、オーストラリア英語に対応しているので、一部の英語が聴きとりづらくて苦手という方も、これを聞いて耳を慣らしていくことで当日に必要な英単語はこれで十分です。

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2. TOEICテスト前1ヶ月間はTOEIC公式問題集を解いて問題に慣れる

TOEICテスト前1か月間土日に取り組んだのが
TOEIC公式問題集を時間を計って解くこと。

この公式問題集には本番を想定した模擬試験が2回分入っています。

TOEICの試験は2時間のため、本番を想定して時計と問題集とえんぴつだけを机に置いて問題を解きました。
時間が経過したらえんぴつから手を放して、答え合わせをします。

時間があったら回答できたのに…という負け惜しみのような悔しさをここで味わっておきます。

そうすることで、本番ではあの悔しさを味わいたくない！というやる気からスピードよく回答できるようになります。

本番の問題構成をあらかじめ知っておくことで、ここは毎回同じこのセクションの説明だから読まなくていいという部分がリスニングでもリーディングでもわかるので、テスト当日はテストの中身部分だけに集中することができました。

私が受験した2019年は以下「5」が最新版でした。

リンク

2021年2月4日時点では2020年12月4日に発売された「7」が最新版の公式問題集です。

リンク

TOEICの高得点を取得する人は、最新のものと、一つ前の公式問題集を解いて、傾向をつかんで徹底的に対策すると言われています。

あなたが受験する前に最新版の公式問題集を解き終えたら、一つ前のものを追加で購入して問題を解くとよいでしょう。

やり方はシンプルに、2時間時間を計って、本番を想定して2時間はトイレもいけない何も飲まない食べないで、ただただ公式問題に取り組みます。2時間経ったらまだ解けていないリーディングの部分があっても潔く手を止めて、答え合わせを始めます。

公式のTOEICテストを想定した問題が2回分入っていますので、一か月前のはじめの土曜日い一回分、翌日の日曜にもう一回分をして、記憶が新しいうちに答え合わせはその日のうちにします。余力のある人は毎週末やるとよりよいでしょう。

これだけでは単語数にも限りがありますので、この公式問題集の単語数を補うかたちで、はじめにご紹介したキクタンを聞いていました。

いろんなブログを見ていても、単語帳とTOEIC公式問題集だけをやって800点～満点をとりましたという方が多いので、いろんな参考書には手を出さず、スコアが伸びた実績のある人と同じことをマネするほうが最速でスコアを伸ばすコツと言えます。

この公式問題集のリスニングも、キクタンと同様に、TOEICに出題されやすいイギリス英語、アメリカ英語、カナダ英語、オーストラリア英語の4か国の英語が本番を想定して出題されています。

アメリカ英語は聞き取りやすいがイギリス英語は聞き取りにくい方も、他の参考書を買わずに、今回ご紹介した２つの教材で十分TOEICに出るイギリス英語のリスニングの対策ができます。

3. TOEICテスト前1ヶ月間はテレビ見ない本を読まない

TOEICテストまでの1ヶ月間はテレビは見ませんでしたし、上記であげた公式問題集以外に本は読みませんでした。

なぜかというと、TOEICに必要な単語や音声だけを頭に入れたいと思ったからです。多分要領のよい人は、テレビでバラエティやニュースを見たり、小説本を読みながら、TOEICの勉強も並行してできるかもしれません。

実際私がそういったテレビを見たり他の本などを読んでしまってTOEICを受験していたときはやっぱり希望のスコアはなかなかとれませんでした。脳がTOEIC以外のことの情報も入ってくるからかなと思います。

そのため、700点台で伸び悩んでいて、前回よりも点数が落ちてしまった経験がある方は、その受験した回はお金と時間が無駄だったということになるので、自分はTOEICのスコアアップしていくのは苦手な人間だと認めて、TOEIC受験前はTOEICの単語と音声だけをなるべく頭に入れる環境を作るべきです。

4. TOEICテスト前1ヶ月間は人と会わない

TOEIC前の1ヶ月間は職場と家の往復だけに徹底して、誘いをすべて断りました。

TOEIC前は中学校のテスト前のような意識を持って、TOEICの勉強をする時間を意地でも確保するのです。

誘われて行きたいときでも、鉄の意思で鉄の女となり、かつてのイギリスの首相で鉄の女と呼ばれたマーガレット・サッチャーになったかのように、TOEICがあるからごめんなさいと言って誘いはすべて断りましょう。

TOEICのテストスコアで学校へ入学できたり転職できたり、人によっては人生がかかっているので、自分のスコアは自分でしか上げられないという気持ちで、TOEIC前の1ヶ月間は「マーガレット・サッチャー月間」のように自分の中だけでもキャンペーン化して鉄の意思でTOEICテストの勉強に集中しましょう。

5. TOEIC当日は大きい腕時計を持参

ここからはTOEIC当日にしたことをご紹介します。

TOEICテスト当日は、普段している時計よりも文字盤の大きい時計を持参しました。

なぜかというと、時計を見ている時間を短くするためです。

上の写真の真ん中が普段使っている時計で、右側の時計がTOEIC当日用に購入した文字盤が大きい腕時計です。

真ん中の時計と比べると3倍くらい文字盤が大きいですよね。この文字盤が大きい腕時計は駅ビルで1,000円台で購入できましたので、テスト当日や前日までの勉強用の時計としてひとつ準備することをおすすめします。

問題を解くのが早い人は普段使いなれている時計を持参して無造作にTOEIC本場の机の上に置けば問題ないかもしれませんが、伸び悩んでいる人は時計にもこだわる必要があります。

時計なんて小さくても大きくても変わらないと思うかもしれませんが、明らかに大きい文字盤で時計を見たほうがその時計を見る時間が短いと感じました。気持ちの部分が大きいのかもしれませんが、気持ちに余裕をもってテストを受けるというのは本場に弱い人間にとっては大切なことだと思います。

普段使いなれている文字盤の小さい時計をTOEIC受験の日も使っていて、スコアに伸び悩んでいる人は、ぜひTOEICテスト用の文字盤の大きい時計を買いましょう。

私はこちらの大きい文字盤の時計を前日までに購入し、テスト当日に机の上に置いて文字盤を自分のほうに向けて立たせて使うことでスコアアップができました。

6. TOEIC当日は大量の鉛筆と消しゴムを持参

心配性な私はTOEIC当日大量の鉛筆と消しゴムを持参し、机の上に置いて受験することでTOEICスコアアップをすることができました。

上記の写真が私が実際にテスト当日に机の上に置いていた鉛筆と消しゴムの数々です。

万が一鉛筆と消しゴム1つずつしか持っていなかったら、消しゴムでマークシートの修正したい箇所をこすっているときに、自分のひじでもう一本しかない鉛筆が遠くに飛んでしまったら、試験官の人が拾って渡してくれるまで自分で取りに行くことができないので、そのような不測の事態に備えて大量に準備しています。

結局鉛筆は1本しか使わず消しゴムも数回しか使わなかったのですが、たくさん置いてあることで心理的にひじがあたって鉛筆が飛んで行ってもまだたくさん予備があるという安心感をテスト中持つことができます。

いつもシャーペン1本、消しゴム1個で試験に臨んでいるという人は、ぜひたくさん用意して心理的な安心感を得ながらテストに臨むとよいでしょう。

TOEICの公式サイトによると、当日机における筆記用具はHBの鉛筆（またはシャープペンシル）、消しゴムと記載があります。

TOEICのスコアが伸び悩んでいる人におすすめしたいのが、シャープペンシルだと芯を押し出す時間がもったいないので、鉛筆を持っていくことをおすすめします。鉛筆は見えている鉛の部分で明らかにマークシートの楕円を塗りつぶすことができますので、芯を繰り出すという作業が発生しません。

さらに、シャーペンより鉛筆がよい理由は、マークシートの楕円を塗る時間がシャーペンより鉛筆のほうが短いからです。シャーペンの芯は細いし一定のサイズですが、鉛筆でマークシートを塗るときの芯の面積は明らかにシャーペンよりも広いです。私は受験日前日に、鉛筆をなにもない白い紙にシャーっと何往復か走らせて黒い線を描いて、わざと芯の先を太くします。

鉛筆の黒い鉛の部分が▲だとするとこの半分くらいまでわざと書いて鉛の部分を台形のようなかたちになるまで削ります。そうすることで、芯の先端の面積が広くなるので、マークシートに塗るときに短時間でマークシートを黒く塗れるようになります。

家にある適当なシャーペンを持参してTOEICテストスコアに伸び悩んでいる方は、ぜひ私がご紹介した芯がとがっていない半分くらい使った鉛筆をご準備いただければ当日のマークシートを塗る時間短縮できます。

7. TOEIC当日は体温調節のできる服装

TOEIC当日はTOEICに適した体温調節のできる服装をしていきましょう。

実際にTOEICのスコアアップができたときは、秋でしたがセーターにカーディガンを羽織るといったかんじで、テスト会場が暑くても寒くても適用ができるような服装でいきました。

TOEICの会場の温度は行ってみないと分かりません。そのため、夏はクーラーがききすぎていたときのために必ず長袖のカーディガンを持っていくようにする。冬は暖房が効きすぎて暑くなったときのために、着ているものを1枚脱げるようにしておくことで気持ち的に落ち着いてテストに集中することができます。

冷え性の人におすすめなのが、パンツにブーツインです。冷え性な人は秋から冬にかけて人よりも寒いと感じやすくお手洗いも近くなりがち。そんな冷え性の人がTOEIC受験するときは、パンツにブーツインであれば外の空気に触れる隙間がないため、温かさをずっと保つことができます。

女性はTOEICの日はノースリーブやミニスカートなどはなるべく避けて、寒暖に適応しやすい洋服選びをしましょう。TOEICのあとに人と会う予定の人はTOEICの間は駅のロッカーに洋服を入れておいてTOEIC後に着替えるなどしてもいいです。

TOEICの日の予定がTOEICだけという方はおしゃれはTOEIC以外の日にして、TOEICの日はなるべくテストに集中できるような服装を心掛けましょう。

8. TOEIC当日はロングヘアをまとめる

私はロングヘアのため、TOEIC当日はひとつにまとめてテストを受験しました。

普段髪の毛はおろしているのですが、どうしても癖で髪の毛を触ってしまいます。そうするとTOEICのテスト中も髪の毛を触ってしまって集中力を欠いてしまうかもしれないと思い、ロングヘアをポニーテールにしてテストに臨むことでスコアアップできました。

髪の毛を染めていたり、パーマをかけていたりすると何もしていない人よりは、鏡がない環境でも自分の髪を触りがちになると思いますので、ロングヘアやセミロングの方はテストに集中するために髪をまとめて、視界に髪の毛が入ってこないようにするようにしましょう。

9. TOEIC当日は前髪をピンで留める

TOEIC当日はテスト開始5分前に前髪を左右１つずつアメリカピンで留めて固めました。

そうすることで、前髪が前や横からこなくて視界をさえぎらないからです。

ひとつ前で紹介したロングヘアをまとめるということはすでにやっている方も多いかもしれませんが、前髪をがっつりピンで留めるという方はあまりいないのではと思います。

後ろの髪と同様に前髪もあるとさわりたくなったり、サイドの前髪と後ろ髪のどちらにも属さないような髪は下を向くと横から落ちてくるので、テストのときはピンで留めると落ちてこないでテストに集中できます。

TOEICテストのスコアに伸び悩んでいる方はアメリカピンを前日までに準備し、テスト開始の数分前にがっつり前髪をピンで留めることで視界良好でテスト用紙に最大限に集中できるようになります。

10. TOEIC当日は机の上にティッシュを置く(鼻水対策)

鼻炎や花粉症の人におすすめなのが、ティッシュをビニールから出してティッシュの中身を机の上に置いておくと、急に鼻が…となったときにすぐに鼻をかむことができます。

私は大事なときに鼻が…ということがよくあるので、このティッシュをおくことで安心してテストにのぞむことができました。ティッシュの中身だしておくことでカンニングにもなりませんし、試験会場で試験官に注意を受けたことがありませんのでティッシュの中身だけ出して机においておくという行為は私の経験上大丈夫でした。

鼻が弱い方はぜひティッシュの中身だけおく作戦を実施してみてください。