おいしい紅茶の入れ方を知りたい人へ英国式の入れ方をご紹介
紅茶が大好きでよく紅茶を飲んでいるというあなた。
おうちで飲む紅茶より、ティールームやホテルのアフタヌーンティーで飲む紅茶のほうが美味しく感じたことはありませんか。
おうちではついつい沸かしたお湯を入れるだけで、あとは適当かつ自己流で紅茶を入れているのではないでしょうか。
正しい英国式の方法で紅茶を入れれば、おうちでも美味しい紅茶を飲むことができます。
この記事では、私がフォートナム&メイソンで紅茶を購入したときのリーフレットを元に「英国式の最もポピュラーなゴールデンルールに基づいた紅茶のいれ方」をご紹介いたします。
美味しい紅茶のいれ方は、
ティーバッグ編とリーフティー編(茶葉)の2種類をお伝えしていきます。
おうちで英国式の紅茶のいれ方を実践して、美味しい紅茶を飲みたいという方はぜひ参考にしてください♪
美味しい紅茶の入れ方【ティーバッグ編】
フォートナム&メイソン流
紅茶を飲むときの一番簡単な飲み方はティーバッグ。
ティーバッグの入れ方2種類をご紹介していきます。
- ポットでじっくり抽出する方法
- 手軽にカップで楽しむ方法
ポットでじっくり抽出する方法
用意するもの
- 人数分(1杯につき1袋)のティーバッグ
- ティーポット
- 人数分のカップ
ポットでじっくり抽出する方法
- ポットとカップにあらかじめお湯を注ぎ、ポットとカップを十分に温めておく
- 1のポットのお湯を捨て、沸かしたてのお湯を注ぎ、人数分のティーバッグを入れる
- お好みに合わせて、約1分半から2分ほど蒸らす
- ティーバッグをゆっくり引き上げ、カップに注ぐ前にそっとかき混ぜ、濃さを均等にする
- 1のカップのお湯を捨て、紅茶をカップに注いで完成
手軽にカップで楽しむ方法
用意するもの
- 人数分(1杯につき1袋)のティーバッグ
- 人数分のティーカップ
手軽にカップで楽しむ方法
- カップにあらかじめお湯を注ぎ、カップを十分に温めておく
- 1のお湯を捨て、沸かしたてのお湯を注ぎ、ティーバッグを静かに入れる
- カップにソーサーかお皿でフタをして、お好みに合わせて、約1分半から2分ほど蒸らす
- ティーバッグをゆっくり引き上げ、飲む前にそっとかき混ぜ濃さを均等にして完成
ポットがなくても、カップとソーサーなどなにかしらのお皿があれば、美味しい紅茶ができるなんて!うれしい発見ですね。
ここで、さらにティーバッグでおいしい紅茶を入れるためのコツを伝授!
コツ1 (フォートナム&メイソン流)
蒸らし終わった後のティーバッグは、スプーンで押さえたり強振ったりすると、紅茶が渋くなることがあるため、ティーバッグは静かに取り出してください。
コツ2 (フォートナム&メイソン流)
紅茶を入れるときのお湯は、新鮮な水を沸かし、沸騰直後の熱湯を使うと味・香り・水色が良くなります。
コツ3 (私の実体験)
上記でご紹介した1分半から2分という蒸らし時間や、購入した紅茶のパッケージに書かれている蒸らし時間を守る。
それ以上の時間ティーバッグを入れておくと渋くなり美味しさが損なわれます。記載されている時間がきたら引き上げましょう。
美味しい紅茶の入れ方【茶葉・リーフティー編】
フォートナム&メイソン流
紅茶の発祥の地であるイギリス。
英国式の最もポピュラーなリーフティーのおいしいいれ方のゴールデンルールをご紹介します。
用意するもの
- ティーポット
陶磁器か銀製のティーポット、またはガラス製のティーサーバーを使用。
緑茶用の急須でもかまいませんが、鉄瓶は鉄の成分で紅茶が変色するため避けてください。 - ティーカップ
カップは、紅茶の水色や香りを楽しむために内側が白く、また香りが広がりやすいようにかたちも浅く広がったものがおすすめ。 - リーフティー
茶葉の形状にはさまざまな種類がありますが、細かい茶葉はティースプーンに中盛、大きい茶葉は大盛にするのを目安にして、人数分の茶葉を用意。
リーフティーのおいしい入れ方
- やかんに新鮮な水を入れて、火にかけ沸騰させます。五円玉くらいの泡がボコボコ出ている状態が目安(電気ケトルでも可)
- 紅茶を入れる前に、まずポットとカップにお湯を注ぎ、全体を温めておく
- 温めたポットに、ティースプーン1杯(2.5~3g)を1人分として、人数分の茶葉を入れる
- 沸騰したてのお湯を人数分注ぎ、すぐにフタをして蒸らす。
この時、沸騰したお湯を勢いよく注ぐのがコツ(1杯分はおよそ150~160ml) - 蒸らす時間は、、細かい茶葉で2分半~3分、大きい茶葉は3~4分が目安。
(ミルクティーのときはやや長め)
その間にティーコージー(ティーポットに覆いかぶせる布製のカバー)やティーマットを使うと保温効果が上がります。 - ポットの中をスプーンで軽くひとまぜし、茶こしで茶ガラをこしながら、濃さが均一になるようにカッに紅茶を注ぐ。
“ベスト・ドロップ”と呼ばれる最後の一滴まで注ぐのがポイントです♪
ここで、さらにリーフティー(茶葉)でおいしい紅茶を入れるためのコツを伝授!
コツ1 (フォートナム&メイソン流)
茶葉はティースプーンで人数分を正確に測ること
コツ2 (フォートナム&メイソン流)
新鮮な水道水でぐらぐらに沸騰したお湯を注ぎますと、お湯の対流で茶葉がポットの中でよく動きます。これをジャンピングと呼び、おいしく抽出するための条件です。
コツ3 (フォートナム&メイソン流)
ミルクティーの場合は、抽出時間をやや長めする。使用するミルクには市販の牛乳を温めずにそのまま使う。
コツ4 (フォートナム&メイソン流)
イギリスの水は硬水のため、紅茶が抽出されるのに時間がかかることから、人数分より多い茶葉すなわちスプーンもう一杯分の茶葉をポットに入れる風習が一部ではあります。
しかし、日本の水は軟水ですので、イギリスのように”ポットのためのもう一杯の茶葉”を入れる必要はないです。
(=人数分の茶葉でOK)
美味しい紅茶の入れ方を知ったら実践しよう!おうちで英国式紅茶♪
この記事では、美味しい紅茶の入れ方の2パターン、ティーバッグでの入れ方とリーフティーでの入れ方をご紹介しました。
紅茶が好き!でも美味しい紅茶の入れ方を知らなかった!という方はぜひこの記事でご紹介した紅茶の入れ方を実践してみてください。
今まで自己流で紅茶を入れていた方は、これからはひと手間かけることで今までよりも格段に美味しい紅茶を飲むことが出来るようになります。
英国式の美味しい紅茶の入れ方を実践して
おうちでイギリス気分にひたりながら優雅なティータイムをお過ごしください♪
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美味しい紅茶に美味しいスコーンをいただきながら、英国式なおうち時間をお楽しみください♪