ローズベーカリー丸の内で9月30日までブラムリーフェア開催中
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以前日本でイギリス気分を味わえるお店のひとつとしてご紹介したローズベーカリーで現在ブラムリーフェアが期間限定で開催しています。
フェア名
『ブラムリーフェア』
(BRAMELEY APPLE FAIR)
フェア期間
2020年9月1日(火) ~9月30日(水)
フェア実施店舗
ブラムリーフェアは3店舗で開催中です。
- ローズベーカリー 銀座
東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館7F TEL:03-5537-5038 - ローズベーカリー 丸の内
東京都千代田区丸の内2-1-1 明治安田生命ビル1F
TEL:03-3212-1715 - ローズベーカリー 伊勢丹新宿店
東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 本館3F
ブラムリーとは?
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ブラムリーフェアと聞いて、わかる人にとっては、「ああ、ブラムリーね。旬の青りんごね」と思うかもしれませんが…
ブラムリーと聞いて何のことだかさっぱり分からないという方もいるのではないでしょうか。
私もそうでした。
先週末の三越英国展の帰りに寄ったローズベーカリー丸の内でメニューを見たときに、はじめてブラムリーという存在を知りました。
え?グレムリン?ブラッドリークーパー?
など、似たような響きの言葉が一回脳を通過した方もいるかもしれません。
それでは、ブラムリーとは何なのかお伝えします。
ブラムリーとは…
強い酸味とコクのある味が特徴の英国発祥の調理用青りんごのことです。
英語では、「Bramley (apple)」。
ブラムリーは1808年にイギリスで誕生した調理用青りんごで、酸味が強く、ジャムやケーキなどのデザートはもちろん、肉料理のソースとしてもよく合い、本場イギリスでは調理用りんごの王様として不動の人気があります。
日本でのブラムリーの歴史は、りんご農家に生まれ育った長野県小布施町(おぶせまち)出身の荒井氏が、故郷のりんご農家の衰退に心を痛め、町おこしになるものを模索していた事から始まりました。
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こちらの動画でブラムリー生産者が荒井さんがブラムリーの紹介をしています。顔の見える生産者が作るブラムリーというのは安心安全な食を心掛ける人にとってうれしいポイントですよね。
小布施町はりんご文化の普及をめざし、1991年英国王立園芸協会(RHS)同日本支部(RHSJ)の協力により、穂木を譲り受け植物検疫を経て商業栽培を始めました。
イギリス人のローズ・カッラリーニは、日本の小布施町でブラムリーが手に入ることに感激し、ぜひ日本でもブラムリーを使ったメニューをとの思いから、素材の組み合わせや、ブラムリーが持つ爽やかな酸味を楽しめる商品を監修。
日本のローズベーカリーで使用するブラムリーは、全て小布施町産です。
(引用:Rose Bakery)
つまり、イギリスのブラムリーのDNAを受け継いだブラムリーの木が長野県小布施町にあり荒井さんが栽培されていて、今回ローズさん監修のもとブラムリーを使ったメニューを作り、ローズベーカリーでブラムリーフェアを開催しているということです。
フルーツのフェアかと思いきや、ストーリーを知ると日英合作フェアと言っても過言ではない、日本と英国の結びつきや友好を感じるフェアですね。
ブラムリーチャツネとチェダーチーズのサンドウィッチが絶品!
ローズベーカリーに来て、せっかく期間限定で旬のブラムリーを味わえるということなので、ブラムリーフェアのメニューから一品いただきました。(ドリンクセットにして紅茶も付けました)
私がいただいたのは…
「ブラムリーチャツネとチェダーチーズのサンドウィッチ」です。
このサンドイッチ、チーズ好きな私にはありがたいチーズの中でも濃厚ランキング上位のチェダーチーズが入っていて、食べるととろーんとお口の中で溶けてお味も濃くてとても美味しかったです。
チェダーチーズと一緒にサンドされているのが、ブラムリーチャツネ。
これははじめての体験で口に入れるときドキドキしました。
ブラムリーを口にするのも初めてで、チャツネというものも初めて聞くので、自分の口に合わなかったらどうしようと思いつつ、口に入れると…
お、おお、美味しすぎる…(感動)
青りんごとたまねぎとスパイスなどを煮込んでペースト状にしたチャツネが、とてつもなく美味しかったです。サンドイッチの中身にこれほど感動を覚えたことは人生のうちでも初めてもかもしれません。
りんごほど甘くはないけど、たまねぎほどザ食事という感じもしない、ほんのり甘くてほんのりデリ感を味わえるブラムリーチャツネでした。
このブラムリーチャツネを販売しているか店員さんにうかがったところ、あいにく販売はしておらず、レシピも公開していないそうです。そのため、お店でブラムリーフェア期間中に、食べるしかこの美味しいブラムリーチャツネをいただくことはできないのです。
また、濃厚チェダーチーズと旬のブラムリーチャツネという最高なコラボを挟むパンも素材のおいしさを活かしたパンで、パン単体でも絶対に美味しいと感じたので、このサンドイッチのすべてが美味しかったです。
ブラムリーやたまねぎやスパイスを煮込んで…とその3点だけお店の人からなんとか聞き出すことができましたが、他にもきっと何かおいしさの秘密が入っていると思いますので、美味しいサンドイッチを食べたい方はぜひお店に足を運んでみてください。
チャツネとは?
サンドイッチに入っていたブラムリーチャツネがとても美味しかったとお伝えしましたが、そもそもチャツネって何だろう?というもやもやがまだ解消されませんよね。
私もそうでした。お店でメニューを見るまで「チャツネ」って何だろう?と思いながらもお口に入れたら幸せがお口いっぱいに広がりました。
そこで、チャツネについてもう少し深堀りしてみたいと思います。
チャツネとは何ですか?とGoogleで検索したら、ハウス食品のページで分かりやすく説明がされていましたのでこちらでシェアいたします。
チャツネとは…
野菜や果物に香辛料を加えて漬けたり、煮込んだりして作った調味料。
チャツネとは、別名チャトニとも言い、インド料理には欠かせない、ソースまたはペースト状の調味料です。見た目にはジャムのようだったりとろりとした固めのソース。
チャツネは、野菜や果物に香辛料を加えて漬けたり、煮込んだりして作ります。甘いものや、酸っぱいもの、辛いものなど、様々な味付けのチャツネがある。
代表的なものとして、マンゴーチャツネ.アップルチャツネ.バナナチャツネ等がある。
(引用:チャツネとは?)
今回いただいたブラムリーチャツネは、トーストに塗って朝ごはんにしたり、お肉料理にも合いそうだなと感じたので、サンドイッチだけでなくいろいろなシーンでいただくのも楽しそうです。
イギリス人ローズさんのお店だからイギリス気分が味わえる♪
イギリス人ローズさんのお店では、イギリスらしいメニューがあります。
それは、クリームティー。
通常のレギュラーメニューにもありますので、丸の内周辺でちょっと休憩したいなといったときにプラッと入ってクリームティーするのもいいですね。
こちらのインスタグラムの写真はブラムリーフェアのクリームティーです。
全面ガラス張りで外の眺めもイギリスづくし
私が訪れたローズベーカリー丸の内は全面ガラス張りでアパレルショップと共同のフロアにお店があります。
今回この写真の左側の窓にローズベーカリーのロゴマーク「RB」と赤字で書かれているところの席に座りました。ここから窓の外を見ると、丸の内ブリックスクエアの路面店が見えるのですが、なんと香水で有名なJo Malone LondonとOld Englandというアパレルショップが見えました。
イギリス気分を味わえるデリカフェであるローズベーカリーの窓から、イギリス生まれのすてきなブランドショップが2店舗も見えるなんてイギリス好きとしてはうれしい発見でした。
日が暮れたあとの夜に訪れたのですが、店内が白基調なので明るいのと、外から丸の内ブリックスクエアの光も差し込んで、夜とは思えないほど明るく気持ちまで明るくなる心地よい空間でした。
ローズベーカリー丸の内のアクセス方法
ローズベーカリー丸の内は、丸の内エリアのちょうど中央に位置しており、アクセスしやすい場所にあります。
ローズベーカリー丸の内店
〒100-0005
東京都千代田区丸の内2丁目1−1
TEL: 03-3212-1715
最寄り駅
東京メトロ二重橋前駅から徒歩3分
JR東京駅から徒歩6分
JR有楽町駅から徒歩8分
ローズベーカリー丸の内でブラムリーを味わおう!
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今回の記事ではローズベーカリー3店舗で9月30日までの期間限定で開催中のブラムリーフェアやブラムリーサンドイッチについてご紹介しました。
イギリス生まれの旬の調理用青りんごが入っている絶品「ブラムリーチャツネとチェダーチーズのサンドウィッチ」などのメニューが食べたい方はぜひ9月30日までに訪れて味わってみてください。
また、このブラムリーフェア以外にも、ローズベーカリーでは、時期によってはブリティシュフェアがあったり、レギュラーメニューにキャロットケーキやスコーンがありイギリス気分を味わうことができる場所ですので、イギリスやロンドンが好きな方はお店のインスタグラムやホームページをチェックしてみてくださいね。
以前ご紹介したローズベーカリー全体についての記事はこちらです。
おうちでイギリス気分を味わいたい方はこちらもおすすめです。